みかん色の雲

それは 遥か遠く
薄明かりの冷たいアスファルトの上
ここから何km先なんだろう
前だけ見つめ走ってたのに
一切れのパンすらごちそうに思える暮らし
騒ぎ過ぎた夜が明け 絡みあうビルの隙間から太陽が
虚しさ残る心締め付ける
吹き渡る白い風
夢がなんだったのか思い出せなくなる
きっと超えるはず きっと進めるはず
かじかんた手を温めながら 見上げたみかん色の雲


その先になにが待っているんだろう
今よりももっとがんじがらめの世界?
他にはなにもできないから
あざ笑われながら けなされながら
負け犬には不釣り合いな きらびやかな舞台の上
力の限り吠えるよ